枝毛は切っても良いの?枝毛の原因と対処法を現役の美容師が教えます
髪の先がさけてしまう枝毛。髪が、まとまりにくくなり、見た目もとても気になりますよね。
この記事では枝毛は切ってもいいのか?原因と対処法は?などの疑問にお答えし、枝毛の解決法を探っていきます。
髪の毛の構造
枝毛の原因について説明する前に、まずは髪の毛の構造について説明していきます。
髪の毛の構造は、大きく分けると3つの層になっています。
一番外側は「キューティクル」です。硬いタンパク質がうろこ状に重なり合い、髪内部の成分や水分を保つ役割を果たしています。
その中にあるのが「コルテックス」です。コルテックスもタンパク質でできていて、規則的に並んでいて髪の柔らかさや太さに大きく関係しています。
一番中心にあるのは「メデュラ」で、柔らかいタンパク質でできています。赤ちゃんの髪や細い髪にはメデュラは存在しないことがあります。
枝毛の原因とは?
キューティクルがさまざまな原因でダメージを受け、コルテックスから水分やタンパク質が抜けてしまうと、髪が穴の開いたチーズのようにスカスカな状態になってしまいます。そのような状態の髪は摩擦や引っ張られることに耐えられず、途中でちぎれたり、毛先で裂けてしまいます。ちぎれてしまう髪が切れ毛、裂けてしまう髪が枝毛、というわけなのです。
つまり、枝毛の原因はキューティクルがダメージを受け、コルテックスから水分やタンパク質が抜けてしまうことによるのです。また、何らかの影響で髪のタンパク質が落ちてしまい、髪が弱ることによって起こる枝毛も存在します。
枝毛の対処法とは?
できてしまった枝毛はカットする
いちど枝毛になってしまった髪は元どおりにはなりません。枝毛になってしまった部分はカットしておきましょう。その場合、毛先から最低5cmくらいカットするようにします。
髪を濡れたままにしない
キューティクルは水に濡れると開くという性質があります。髪を濡れたままにしておくと、開いたままのキューティクルからコルテックスから水分やタンパク質が抜けていってしまうのです。また、濡れたままの髪はダメージを受けやすいので、摩擦によって切れ毛や枝毛になってしまいます。
シャンプーの後はきちんとタオルドライし、できるだけ素早くドライヤーで乾かすようにしましょう。
ヘアカラーを見直す
ファッションカラーなどのヘアカラーは立て続けに行うとキューティクルがダメージを受け、髪が切れ毛や枝毛になってしまいます。
ヘアカラーの種類や頻度に気を付け、髪に余計なダメージを与えないように気をつけましょう。
紫外線から髪を守る
肌と同じようにキューティクルも紫外線によってダメージを受けます。髪の毛も日焼け止めローションやスプレーなどで紫外線から守ってあげることで、枝毛にならないように防止することが必要です。
生活習慣を見直す
過度なストレスを溜めたり、寝不足、栄養不足になってしまうと、髪の毛を作るタンパク質を作り出すことができなくなって髪質が変化してしまい、切れ毛や枝毛になってしまうことがあります。髪を健康に保つために、睡眠や食生活に気をつけ余計なストレスを溜めないようにして健康な状態を保つことは、美しい髪にとっても大切です。
美容室airが枝毛ケアにおすすめするトリートメント
美容室airではダメージを受けた髪にコラーゲンやタンパク質を補充するトリートメントを行っています。枝毛でお悩みの方はぜひ一度お試しください。
まとめ
美容室airはお客様に寄り添った丁寧なカウンセリングを行い、お客様の「なりたい」を実現しています。初めての方もお気軽にお問い合わせください。